カニ体験談:沈黙のクリスマスは、聖者の夜ではなくズワイガニの宴
1. 性別: 女
2. ニックネーム:夏休みそうめん
3. 年齢:41~50
4. 沈黙のクリスマスは、聖者の夜ではなくズワイガニの宴
我が家のクリスマスディナーは、決まっている。それは一駅先にある小規模なホテルのダイニングに行くことです。
なぜなら冬ならではの楽しみのカニのバイキングが開催されているからです。カニのバイキングは、そのままのゆでたカニ、焼きガニ、カニがこぼれるようにテーブルに置かれます。
そのカニの種類はズワイガニです。
またそれ以外にもローストビーフやサラダや中華などがあります。そしてこのダイニングはデザートがとてもおいしいのです。そんなですから毎年このシーズンになるとワクワクします。
浮かれながら席に着いたと同時にそこからはズワイガニだけの世界です。とにかくたくさん食べようとズワイガニを持ってきてひたすらほじります。なのでそこからの我が家の会話はクリスマスといえどありません。
とにかくカニが食べたい子供たちは、普段なら食べたいであろうローストビーフもお寿司も中華も何も取ってきません。お皿にもってくるのはズワイガニだけなんです。そしてなくなるまでほじくります。
もうフィンガーボールすら取り換えてもらう状況でテーブルの上はズワイガニのちいさな実が飛び散ってます。ですがそんなことは気にしません。こまめに取り換えてくれるおしぼりでべたべたになっている手をふきながらひたすら食べます。
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